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山田義仁税理士事務所
事務所通信vol.12


2006年3月15日号
今年の自分自身の確定申告では、電子申告を初めてしてみました。最初はバタバタしましたが、思ったよりは簡単に申告できました。

今回は、電子申告のご報告をします。

電子申告を実際に行ってみた感想としては、東京近辺のお客様の場合は、税務署が近く、現在の提出方法に不自由を感じていないため、わざわざ電子申告をするかなあということです。
ただ、地方では、所轄税務署に行くということがとても大変であり、時間の有効活用のためには、電子申告のメリットが大きいのではないかと思います。
あとは、郵送による提出よりも、電子申告にメリットが感じられるかどうかですね。
本当は、税務署側の手間が省けるのだから、「電子申告をしたらば税金が安くなるよ」ぐらいのメリットがあればなあと思うのですが・・・。


メリット
@電子納税が利用できるので、金融機関に行く手間が省ける。
A地方税の電子申告もはじまっているので、支店が数カ所にある法人の場合は、紙ベースで郵送する手間に比べると楽なのでは。


デメリット
@お客様に、「開始届」と住基カードなどの電子証明をとっていただかなければならない。
AいろいろなID・パスワード・暗証番号を管理するのが大変。
B電子納税について領収書が発行されない。
C確定申告時期は、9時から23時、それ以外の時期は、9時から21時までしか手続きできないため、24時間提出可能ではない。



お客様が電子申告をする場合の手続きの流れは、以下のような感じです
1.税務署に「開始届」を出します(インターネットでもオンラインで提出できます)
2.公的個人認証サービスなどで、電子証明書を取得します。安くて手軽なのは、住基カードになるようです。
3.ICカードリーダーライタや申告をするときのパソコンは、山田事務所で準備してありますので、お客様での新規購入は不要です。
4.あとは、1の届出書によって、税務署から利用者識別番号通知書とe-taxソフトが送られてきますので、山田事務所でお客様の登録のお手伝いを致します。
5.1から4までの手続きに1ヶ月近くかかるため、時間に余裕を持って、事前に準備をしておきます。
6.決算月・申告月となりました。決算と申告については、今までと全く同じで、資料のお預かりや、内容についての質問等を行います。
7.決算がまとまって、申告書にサインを頂く場面からが、今までの紙のみの場合と違ってきます。
8.まずは、今まで通り、紙ベースの申告書にサインを頂きます。(まだまだ金融機関などからは、申告書のコピーを頼まれますので・・・)
9.電子証明書カードをカードリーダーに載せていただき、申告開始となります。ここからは、山田事務所がいろいろと設定や入力をするので、お客様には、暗証番号等の入力をしていただくだけとなります。
10.「受付通知」をオンラインで受け取って、電子申告の完成です。

というわけで、今後も電子申告の使い勝手がよくなると思われますので、ご期待下さい。

電子申告をしてみたいという方は、ぜひご相談下さい。




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2 確定申告のご協力ありがとうございました
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今回の記事は、最近お客様によく質問される「LLPとLLCの違いは何?」「株の1000万円非課税を受けるには?」を中心にご紹介しています。

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2 確定申告のご協力ありがとうございました

無事に確定申告の期限である3月15日を迎えることができました。
確定申告の資料回収にご協力いただき、ありがとうございました。


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